今日から3月.たった一日の違いなのに3月という響きは、なんだか気持もウキウキしますね。壇飾りのお雛様は今年は飾れませんでしたが、玄関で可愛いお雛様が今日は、ほんのり嬉しそうです...

 先日、「ぜんざい炊いたから遊びにおいでよ」と言う嬉しいお誘いに、仕事もそっちのけで出かけていきました.車から降りると、「あ。。。。。。」優しい香りにつつまれました。辺りを見まわしても、その香りの主がみつかりません。 あれ〜どこ?きょろきょろ、よそ様のお庭を覗いてしまいました。ありましたありました。。まだ、ほんの少ししかほころんでいませんが沈丁花の木がお庭の片隅に。全身から力がふ〜〜〜って抜けていくような気分でした。 最近忙しさの中で、気持に余裕を失っていた自分に「ハッ」としました。

 誰にでも好きな花、想い出の花があることでしょう。香りが好き、色が好き、 形が好き、花言葉が好き..理由も色々でしょう。私も好きな花はたーくさんありますが、中でも淡いピンクと、淡い紫のスイートピーが大好き!この花には、たくさんの想い出があります。。。。。。。。

 おじいちゃん、おばあちゃんっ子だった私は、学校の休みとなると、いつも千葉の祖父母宅で、過ごしていました.そこの庭にはいつも、季節の花がたくさん咲いていましたし、小さな菜園では元気に野菜も育っていました. 普段は東京で仕事をしている祖父でしたが、休日には一緒に土いじりをして、特にバラの花のアーチと色んな種類のさつきや、つつじは自慢のようでしたね。(^−^)

 春休みになると、畑の片隅から、いい香りがするのです。 その花の優しさって、まるで天使みたい。。って子供心に思いました. 花びらも、色も、香りも。。。いつまでもいつまでも、その場所から離れないでいると、祖父が「これはね、豆の花。由利子がいつもピーピーうるさいから、 スイートピーが笑ってるよ」って。大きな手で頭をなでながら、そう言った事を覚えています.

  あの頃は、ひまわりとか、チューリップとか、朝顔くらいしか花の名前は知らなかったけど、スイートピーの名前を覚えて、ちょっと自慢げにお花屋さんの前で「あ〜スイートピーだ!」なんて言ってみたものでした。(笑)

  自分の子供が生まれて、何度か引越しをして、やっと、本当に小さかったけどお庭が持てたときに、スイートピーの種をまきました.支柱をたてたり、雪から守ったり、そして咲いた花は。。。言葉を失うほどに綺麗でした.
  黄色と、ピンクと、霜降りの紫でしたが、絵の具にもない、パステルにもない今までに見た事のない色でした.毎日毎日、娘達とその花をながめました。

 確か上の子が6歳、下の子が3歳の春でした.
その翌年の、記念日に、上の娘が自分のお小遣いで、ピンクのスイートピーをプレゼントしてくれました.たった一輪でしたが、リボンを付けて可愛くラッピングしてありました。。。「バスに乗って、駅前まで行って、お花屋さんにお願いしてやってもらったの。。。」って。涙が出ましたね.そして、たった一輪の花なのに嫌がらずにラッピングしてくださったお花やさんにも、心から感謝しました.

  それから、10年。。。つい先日の事ですが、友人と歩いていると、お花やさんの店先にこぼれるほどのスイートピーがありました。「あっ!」って声を出しそうになった瞬間に「この花、大好きなんだ!ちょっと待ってて」と友人がお店に入っていって、50本ものピンクのスイートピーを私にプレゼントしてくれました.
同じ花が大好き。。。たったそれだけのことが、本当に新鮮で嬉しかったです.

  今は毎日に忙しさに追われて、なかなか花を育てる時間もありませんが、せめて、花を見て、きれいだなーって思える気持ちは忘れないでいたいですね。

 春爛漫。。。そんな季節がやってきます. 優しい気持ちで、大切な人と向き合いたいですね。。。

**スイートピーの花言葉。。。。ほのかな喜び**

 

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